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ダム堤体の変形を計測するシステムをご紹介いたします。
ダム計測システム
ロックフィル、コンクリートダムの堤体、周辺の建設から維持管理など、あらゆる計測を担うダム計測システムです。
漏水量計
ダム本体、堤体、地山などの漏水量を測定する圧力式水位計で、測定水路の整流板と三角セキの中間にセットしてセキの水頭を測定します。
地山変位計/水平変位計
地山変位計
岩盤の変形を測定する計器です。表面からの影響を受けない地点までボーリングを行ない、その地点にロッドの一端を固定します。そして岩盤表面に変位計を設置し、表面と固定点の相対的な動きを測定します。センサ部には、変位計、連続沈下計、移動計のほか、ダイヤルケージな ど、機械式の測定器も利用できます。
水平鉛直変位計
堤体内の水平・鉛直方向の変位測定器です。堤体内から堤体の外までインバー線、および水管(連通管)を通し、この管に沿った測定点に検出部を埋設します。そして水平変位をインバー線の移動により、鉛直変位を連通管方式の水位の変化によって測定します。
相対変位計/せん断変位計/ゾーン間沈下計/着岩部変位計
相対変位計
堤体内における水平、あるいは任意の2点間の相対変位を測定します。水平多点相対変位計と同様の方法で測定を行いますが、データの読みとりはすべて電気信号に変換したものとなります。また、移動量がわかれば、変位計のデータを重ね合わせて絶対変位が求められます。
せん断変位計
岩盤と盛土の間に起こる相対変位を測定します。岩盤側に変位計(連続沈下計)とロッドの保護パイプを固定し、盛土内に沈下板を設置します。沈下板に接続されたロッドは、保護管内を通り、変位計にローレットを切ったブーリが回転して、変位計が沈下量を検出します。
ゾーン間沈下計
堤体内のゾーン間の相対変位を測定します。沈下が予想される位置に、上下流方向に対して水平に0.5~2.0mピッチで傾斜計を固定した沈下版を埋設し、各店の傾斜を測定して、沈下状態を測ります。傾斜計は保護ケースに収納され、各沈下板はヒンジによって接続されます。
着岩部変位計
堤体と岩盤に生じる相対変位分布を求めるシステムです。センサの構成は岩盤と盛土とのズレを測る部分のせん断変位計と、そのロッドの下端より、ダムセンサー方向に順次連続的に設置していく変位計、および傾斜計から成ります。これらのセンサが検出するデータから全体的な相対変位分布がわかります。
ノーマルプラムライン(ワイヤ位置検出器)
ノーマルプラムラインは、懸垂線(ステンレスワイヤ)を利用して、ダム上部と底部の相対変化から堤体の水平相対変位を測定します。
リバースプラムライン(ワイヤ位置検出器)
リバースプラムラインは、ダム底部と不動岩盤との相対変位から水平変位を測定します。
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