若手社員インタビュー
- 入社のきっかけを教えてください。
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大学で機械工学を学ぶ中でモノづくりや防災に興味を持ち、坂田電機を志望しました。当社は製品の開発から製造、販売、設置まで一貫して行える体制を持ち、モノづくり全体に深く関わることができる点に魅力を感じました。
また、当社は現場のニーズを取り入れやすく、自分のアイデアを製品に反映しやすい環境が整っています。特に、IoT水位計(河川の水位を計測し、豪雨時に避難勧告を呼びかける製品)のような防災に役立つ製品に惹かれ、「自分もこうした技術を開発したい」と考えたことが入社の決め手になりました。
会社説明会や面接時に社員の方々とお話し、穏やかで親しみやすい雰囲気を感じたことも、安心して入社を決める理由となりました。
- 仕事内容を教えてください。
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開発部で新しい製品の開発を担当しています。次世代洗掘計(増水時に河川の地盤が浸食される「洗堀」現象を監視し、橋脚の健全性を確保するための製品)
これは、鉄道の安全性を支える重要な製品であり、現場での稼働を確認した際は大きな達成感がありました。現在はIoT型の傾斜測定装置(鉄道や道路の橋脚の健全性を確認するための小型装置)を開発しており、試作時には基板の配線や動作確認、組立を行いながら、先輩に教わりつつ電気分野の知識も深めています。
また、計測工事部に所属していた時には自社製品の設置や保守を担当し、現場の状況やお客様のニーズを直接学ぶことができました。その経験は現場で求められる製品を意識した設計や開発に大きく役立っています。
- 仕事のやりがいは何ですか?
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自分が設計やプログラムを手掛けた製品が、実際に現場で動いている姿を見ると、大きな達成感を得られます。
ダムの導水路で使用される水圧測定装置(直径7mの導水路の内張管が変形する現象を調査するための装置)を開発した際には、何度も試験を繰り返しましたが、無事に稼働させられたときの安堵感と喜びは忘れられません。この装置は、独自の地中無線通信を用いて地上へデータを送信する仕組みを備えており、他社では難しい計測を実現できたことに誇りを感じています。
こうした日々の積み重ねにより、お客様に役立つシステムを提供し、それが社会貢献につながっていると実感する瞬間が、何よりのやりがいです。