豪雨時の早期避難のために。監視カメラによる簡易型常時監視システム
コンパクト設計による低コスト化を実現
簡易型河川監視カメラシステムでは、カメラ本体、LTE携帯回線、電源等のコンパクト化を実現いたしました。
常時監視だけでなく、災害発生時の
緊急監視や、公共施設等の
簡易監視にも適用できます。
また、
IoT水位計(危機管理水位計)との連携も可能です。
システム概要
水位計および簡易監視カメラは、LTE携帯回線、電源等全てが一体化されており、現場での設置が容易です。小規模なシステムにも対応しています。
カメラ設置状況
カメラ設置状況
画面サンプル
画面サンプル
画面サンプル
革新的河川管理プロジェクト 第三弾について
昨今の降雨の激甚化により、河川の氾濫、ため池の破堤、土砂災害などの被害が増えていますが、災害の危険性が十分に伝わらず、的確な減災につながっていないことが課題となっています。
このため、国土交通省では、低コストな監視カメラを開発し、多くの地点で状況を確認する事で、従来の情報だけでは伝わりにくい「切迫感」を共有し、円滑な避難を促進します。
坂田電機は、2018年5月に始動した本プロジェクトに参加し、2018年11月に実証実験を終え、現場への導入を開始しています。
特 長
- 電源・通信ともにワイヤレスで屋外に設置可能
- メンテナンスフリーで5年以上の連続稼働可能
- 小型で一体型、コンパクト
- 太陽電池で稼動し、連続的な静止画を無線通信伝送
- 夜間(月明かり程度)でも、照明無しで撮影が可能
製品
簡易監視カメラ
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カメラ部 |
画質(解像度) |
QVGA(1280×960) |
画角 |
水平角93°
垂直角72° |
使用温度範囲 |
-20℃~+50℃ |
照明部 |
照射距離 |
50m
|
保護等級 |
IP67 |
配光角度 |
約40° |
|
- サイズと低価格に特化した監視カメラ
- カメラは、W150×H170×D140mmと非常に小型で軽量
- 単管パイプ等に簡単に設置が可能
- 見たい時に、すぐ画像を閲覧可能
- 無日照でも1週間以上稼動可能
- 寒冷地にも対応
設置例
2018年9月上旬~11月上旬にかけて、関東、北海道にて「革新的河川管理プロジェクト第三弾 河川監視カメラ現場実証」を実施、19企業グループが参加しました。
坂田電機は、関東地区 埼玉県加須市 大利根河川防災ステーションにて現場実証を行いました。
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